笑本おかしばなしって知っていますか?
絵本を笑本、むかしばなしをおかしばなしと。
面白さのハードルあげてますよね。
今回は、笑本おかしばなしシリーズについて紹介します。
著者:ガタロー☆マン
ん?なんか、聞いたことある?って人はいると思います。
そう、漫☆画太郎さんの数多くあるペンネームの1つなのです。
漫☆画太郎さんといえば、
- 珍遊記-太郎とゆかいな仲間たち‐
で有名なあの方です。もう、イラストを見たら、一発であ~!!って。
後ろ?横?のご主人が反応されるかもしれません。笑
それでは本題に入りまして・・・
著者:ガタロー☆マン
出版社:誠文堂新光社
ギャグ漫画で有名な著者が昔話をテーマにげらげら笑える絵本を刊行。
1.シリーズの紹介
ももたろう
昔話といったら、ももたろうは必須ですよね~
必須なんだけど、もう飽きた・・・って方にオススメ。
登場人物?動物たちの絵がもう、ザ! 漫☆画太郎です。
おおきなかぶ~
ロシアの民話で、おなじみのストーリーを、ガタロー☆マンがおもしろ~くしています。
おおきなかぶ~のタイトルも絵本を読み終えたら理解できます。
てぶ~くろ
これも昔話だったんですね。
ウクライナの民話で、おじいさんがおとした手袋に森の動物たちが入って・・・
ここまでは、想像できると思うんですが、やはり、ガタロー☆マンの笑本!
想像外の展開に。
おすすめポイント
①絵のインパクト大
独特すぎる!
お受験するようなお上品で頭のよいお子様をもつ親には向かないかもしれません。
だけど、子供への興味関心は一発。
②プレゼントに。
贈った親からはいい反応が!
私がこのシリーズを知ったのは、義理兄夫婦からの本プレゼントでした。
「ももたろう」だったんですが、10冊の中の1冊で、正直に言うと見た瞬間、
「えっ!?、絶対に自分では買わないやつ〜。」でした。
でも、読んだら面白い!子供の笑い方が、普通と違います。
ケラケラ、キャーキャー声を出して、えらい興奮してました。
この本をプレゼントしてもらって、子供に与える本の基準が覆されました。
こんなに、フザけた絵本も読ませていいんだと。
絵本といっても高価なもの。しょっちゅう買えるものでないからこそ、買おう!と思った時って、できるだけ、我が子が頭が良くなるような、いい刺激になるようにと選びがちで。
フザけた本(失礼?)ってなかなか買えないですよね?
でも、よくよく考えたら、私達だって、ギャグ漫画とかコメディ映画とか観てますよね〜。
子供だってたまには、いいじゃない?って広い心?広い視野?純粋に楽しんでほしいと思って堅くなりすぎず、本を選べるようになりました。
③登場人物を我が子や家族に設定して
ももたろう→こどもの名前に。おじいさん、おばあさんはもちろんパパやママで。
おおきなかぶ~→動物たちを家族の名前に。
てぶ~くろ→動物たちを家族の名前に変えて。
大盛り上がりです。
下の子、1歳になる前にももたろうを名前で読んであげてたら(上の子でさんざん読まされて、若干の飽きも正直ありました。たぶん、断トツで読み続けてます。)
もう、大ハマリして、1日に5回連続で読まされる。。。少なくて3回の鬼リピでした。ももたろうだけに笑
④文末「ました!」は合言葉!
読んでる親に子供があわせて文章の「ました!」を一緒に合わせてきます。
んー、伝わるかな?
とんねるずのみなさんのおかげでしたの貴さんの「実食!」のように。笑
このシリーズ、文末に「ました!」
が多いんです。
例えば、むかーし、むかし、おじいさんとおばあさんがーーーーー(ためて〜)
(次ページ)
ました!!(めちゃ強調)
という感じに。伝わりますか??
いや、これは、読まないと私の文章力では伝わらない💦
なので、このシリーズ、我が家では「「ました!」読んで〜」と、言ってきます。
タイトルもももたろうとか、おおきなかぶ~とか、てぶ〜くろと、簡単なのに、それでも、「『ました!』読んで〜」ですよ。
それだけ、子供のインパクトに残るってことです。
なんですが、「ました!」だけだと、3冊のうちどれか分からないという、、、笑
⑤子供心をくすぐる「おなら」
子供っておならとか、う◯ちとか、好きですよね〜!このゲラゲラ笑うのが子供らしくて安心します。
注意点
このシリーズ、あくまでもギャグ絵本です。笑
本当のストーリーとはラストに向けて離れがちなので、
本当のストーリーも教えておくことをお勧めします。笑
インパクト強くて、子供の記憶に残る絵本だと思います。
ももたろうなんか、子供が大人になった時に、その子どもに読み聞かせすると思うんですよね。
その時に、自分の時はガタロー☆マン読んでもらってたなぁって思いだすんじゃないかなと思います。
ふざけた?お下品イラストのこのシリーズ、読んで損はないと思います!
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