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花田菜々子著「モヤ対談」対談者と感想紹介①

モヤ対談 感想①
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子育てに、家事に、仕事に、人間関係に・・・

モヤモヤすることありませんか?

「よくぞ言ってくれた!」

「モヤモヤする理由ってこうなんだ。」

「私だけじゃないんだ。」

「そういう考え方もあるんだ・・・」

そんな心境にしてくれて、

なんだか前向きになれる。

この本で取り上げられた本が無性に読みたくてたまらなくなる。

それがこの本

モヤ対談

モヤ対談 紹介

著者:花田菜々子

文芸誌『STORY BOX』の人気連載が待望の書籍化!

2023年11月発売

対談相手、その数20名!

モヤ対談 対談者の紹介&感想

今回は、赤字の5名を紹介します。

対談者、内容と感想

ヨシタケシンスケ

「大人だって完璧じゃない」

子育てあるあるじゃないかな。

『子供が困らないようにきちんと教育していかないといけない。』

『親がいいお手本にならなければ!』

という意識が強くなってしまう。

そんななかで、この対談はそこまで頑張らなくても、

親が間違ったり、悩んだりそんな姿を子供にみせてもいいんじゃないか。

その後をどうみせるか、間違えてたら謝る。

いい面ばかりだけでなく悪い面も全て。

硬くポキンとなる枝じゃなくて、靭やかな枝のように子育てしていけばいいんじゃないか

そう思わせる対談。

対談の中で、取り上げられていた障がい者をテーマにした本にも興味がわき、

早速購入してみました。

障がい者を可哀想という視点でみるのではなくて、

そういう条件の人で可哀想ではないんだよという内容。

それを伝えるのに、地球人の主人公が宇宙が宇宙人と出会い、

体のちがいをみてお互いに思ったことをいうストーリー

障がいをもつイメージとか、障がいをもつことで周りからの反応とか

想像しづらい中で、この絵本ではそれを可能にしてくれる。

その発想がすばらしく、ヨシタケシンスケさんらしいという。

子供たちにも読んであげました。

窪美澄 

「子持ちの恋愛」

シングルの友達の恋愛。

自分が経験してないから、自分のアドバイス?返答が果たして的確なのか、

無責任なことを言ってはないかと悩むなか、

窪美澄さんの本『ははのれんあい』

花田菜々子さんの『シングルファザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと』

をおすすめしたいと思った。

子持ちであっても、

子供だけでなく自分も大切にしていいんだよ」という優しいメッセージと

その過程にある自分以外の子供だったり、周りへ配慮する点なども学べるんじゃないかな。

山崎ナオコーラ 

「家事と生産性」

主婦にぜひ読んでほしい!

私は、育児と家事と仕事の両立に悩んでいて。

特に子供が体調不良になったときに、

看病のための不眠と仕事を休む申し訳無さと、

夫の協力がないような気がして、ほぼ毎回、精神がガタガタになってしまう。

自分と家庭の問題だから、自分で解決していかないと。

と、夫を責めたり、私が我慢したり。

でも、社会全体で考える問題なんだよ。

と、教えてくれた対談。

対談の中で、山崎ナオコーラさんと花田菜々子さんの意見が異なるときがあるんだけど、

遠慮したり、強引に合わせようとしているのではなく、

それぞれが相手の意見を聞きながらも、自分はこう思うよ。

というやり取りがみれたのが、新鮮だった。

メレ山メレ子

恋愛の教科書がない時代に。

色々な恋愛があっていいじゃない。

これはよくてこれはだめと誰がきめたのか。

振り返ってみれば、時代とともに価値観は変わっていて。

結局はメディアに流されてはいないかい?

という話。

人の数だけ恋愛があるし、いい悪いは当事者とその周りぐらいで

影響を受けてない人はとやかく言うのはやめましょう。的な。

今の時代の恋愛ってどんな多様性があるのだろう。

温かく受け入れたいね。

そんな対談。

『こいわずらわしい』

すんなり声に出して読めましたか?

私は、悪戦苦闘しました(笑)

田房永子

『家族という呪縛』

とても大きな発見。

働く夫、家を守る妻。

この立場が逆になったら、

今までの夫の言動に抱いていたことをそのままそっくり、自分がしていたという田房永子さん。

びっくり!

立場が逆になったら、今まで嫌だと思ってた

旦那が仕事から帰って何もしない問題とか

休みの日も寝てばかりで家事しない問題とか

スマホばかり見て、子守しないとか・・・

私が子供の相手して大変なのに、知らぬ顔とか・・・

お願いしても、ため息つかれるとか、

すぐやってくれないとか・・・

おっと、我が家の日常をかもしすぎてしまいました(笑)

そんなことを、立場が逆ならしてしまうのか・・・私も。

私が?

たぶん、田房さんも気付いた時、ショックを受けたに違いない。

となったら、悪いのは夫でも妻でもなく、そうさせている社会ではないのかい?

夫にばかり敵意を向けるのでなく、

自分も同じ立場ならそうしているかもしれないと想像力を働かせることで、

夫婦関係が今よりましになる気がする。

一緒に社会や環境を考えていけば、敵ではなく同士でいれ、

不毛な争いがなくなる気がした。

なぜなのか、『ははがしんどい』

という本だけがリンクできず(泣)

この本のタイトルからみても、

なかなか母親業がしんどいと大きな声で言えないけど、

言っていいんじゃないかって気がして。

自分で自分を苦しめている部分もあるんじゃないかな。

母親はこうあるべきだと。

そういう自分の考えも見直していきたい。

まとめ

花田菜々子さんの対談。

20人はとてもボリュームがありました。

20人を書きつなれると、なかなかの量になるので、

分割して紹介していきたいと思います。

対談相手は知らない人も多く、

テーマも自分が普段読まないようなテーマのものもたくさんあり、

色々なことを考えさせられました。

普段、仕事、家事と追われているけれど、

この本をきっかけに自分の人生を考えることができたし、

これからも大事だなと思いました。

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以上の方の紹介と感想をつづっています。

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